17世紀のオランダ、ガラス玉レンズを使ったむしめがねに夢中になった人がいました。ちまたの科学者レーウェンフックです。彼が発明した顕微鏡は、球形レンズ一つを板にはめた簡単な造りで生物学上の多くの発見をしました。この顕微鏡が現代によみがえり、スマートフォン顕微鏡 Leye(エルアイ)が生まれました。
Leye を今お使いのスマートフォンまたはタブレット型パソコンのフロントカメラにセットし、見たい物をのせてみると、肉眼では見えなかった神秘に満ちたミクロの世界が、スマホの画面に浮かび上がります。
背面のメインカメラに取り付ける既存のスマートフォン用拡大鏡とは異なり、前面のフロントカメラを利用する Leye は、試料が置きやすく、観察中の安定性も十分です。画面を見ながら操作ができ、観察に集中できます。
スマートフォンならではの豊富なアプリと組み合わせることで、写真撮影はもちろん、動く微生物の動画撮影や、画像の編集も思いのまま。あなたの見つけたミクロ世界を Facebook や Twitter にその場で発信。感動をいち早く、友達と、世界中の人達とシェア。
そう、Leye とスマートフォンさえあれば、いつでも、どこでも、ミクロの世界が体験できるのです。
お手頃価格でコンパクトな Leye なら、ひとり一台、マイ顕微鏡。ミクロの世界の第一歩として、学校や家庭での学習に、野外観察や研究、アートや遊びにも。さらに顕微鏡を日常的に使う業務にまで活用は無限大。あなたのアイデアとLeyeで、これまで見過ごされていたミクロの世界に出会いましょう。
図の(A)(B)を見くらべてみましょう。
(A)は、人が虫眼鏡レンズで試料を見ている図です。 虫眼鏡レンズで拡大した像を、人の目で見ていることになります。 虫眼鏡により、試料が大きくなったように見えます。
(B)は、Leye をスマートフォンに乗せて試料を撮影した図です。 比較しやすいために、上下逆さです。 ボールレンズで拡大した像を、スマートフォンカメラで撮影し、画像として観察します。 スマートフォンカメラは、(A)の人の眼球に相当します。 ボールレンズ、スマートフォンカメラは、(A)の虫眼鏡レンズや眼球より小さいですが、CCD素子の大きさも小さいので、画像にすると大きくなります。
仕様 | |
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名称 | スマートフォン顕微鏡 Leye |
型式 | TB-140122MLP |
拡大倍率 | 30倍から100倍 (※1) |
拡大レンズ | φ3ボールレンズ (BK7) |
焦点距離 | 約2.2mm |
試料駆動(保持) | 磁石方式 |
外形・寸法 | 本体:20mm(奥行き)×65mm(幅)×3mm(高さ) ケース:58.5mm(奥行き) ×124mm(幅)×6mm(高さ) |
構成 | |
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Leye(顕微鏡本体) | 1式 |
Leyeプレート(試料板) | 2枚 |
予備の固定ラバー | 半透明2枚・黒1枚 |
取扱説明書 | 1枚 |
ケース | 1式 |